『制作の言語の制作』 いよいよ明後日です。

4月にcon tempoにて行われたシンポジウム『絵画を再起動する』に引き続き、明後日7月5日(日)にシンポジウム『制作の言語の制作』が行われます。


今回は作家である内海聖史さん、雨宮庸介さん、池田剛介さんの3名と司会は僕という顔ぶれ。哲学的な内容だった前回に対して、より作家的な視点から『制作の言語』について語って頂きます。詳細は以下、是非お越しください!


http://www.ottr.cc/con_tempo/news/june/making_of_language_of_making.html







con tempo symposium series round 2 制作の言語の制作

内海聖史 × 雨宮庸介 × 池田剛介 

2009年7月日 | 18時−21時 | 500JPY | con tempo




美術の現在。多種多様な価値観が林立し、同時に、批評の不在が語られる中、実制作者にどのような言葉が可能でしょうか。

制作の現場から発せられた言葉を、個別の「制作の言語」として閉ざしてしまうのではなく、制作者間で関心を相互に翻訳し、誤訳の可能性をも恐れることなく、新たな「言語の制作」を目指します。制作者自身による言葉から、それぞれが持っている問題意識の共通点と差異を丹念に議論し、その認識を次なる制作の現場へと開いていくこと。

制作者のアクチュアルな問題意識から出発し、共通する認識の足場を組み上げ、そこから制作をめぐる彼方のヴィジョンを模索します。超実践的にして超実験的、創作の未来に向けたシンポジウム!




雨宮庸介 | Yosuke Amemiya

1975 茨城県生まれ。主な個展に2006「Translator's High」Yuka Sasahara Gallery、東京、2008「ムチウチニューロンTWS SHIBUYA、東京。主なグループ展に2005「われらの時代」水戸芸術館現代美術センター、2008「Akasaka Art Flower 08」旧料亭島崎、「府中ビエンナーレ府中市美術館、など。近年はパフォーマンスを各所で行う。2009発表予定「TWIST and SHOUT-Contemporary Art fromJapan-」BACC、バンコク。「日常・場違い」神奈川県民ホール、横浜 など。




内海聖史 | Satoshi Uchiumi

1977 年生まれ。画家。主な個展=「色彩に入る」(資生堂 Gallery、2007)、「三千世界」、「十方視野」(レントゲンヴェルケ、2006/2008)など。主なグループ展=MOTアニュアル2004 「私はどこから来たのか/そしてどこへ行くのか」、「屋上庭園」(東京都現代美術館、2004/2008)、「風景ルルル〜わたしのソトガワとのかかわり方〜」(静岡県立美術館、2008)など。7月、8月個展予定。




池田剛介 | Kosuke Ikeda

1980年福岡県生まれ。美術家。主な個展=「GoldfishPicture」(ヴォイスギャラリー pfs/w、京都、2006)。主なグループ展=「ヴィヴィッド・マテリアル」(東京藝術大学、東京、2008)、「Salad Days」(Artists Space, New York, 2006)など。10月に東京にて個展予定。
www.kosukeikeda.com




司会 | 大山エンリコイサム




そして、今日はスタジオに行く前に上野の森美術館で「ネオテニー・ジャパン ― 高橋コレクション」を見てきました。若手の現代美術家の有名な作品で初めて見るものが多く、充実。特に、千葉正也小谷元彦、池田学、初期の村上隆など良かったです。同時にそんなに好きになれない作品がいくつかあったのも事実。というか、上野の森美術館という空間は結構難しい気がします。現代美術っぽい空間に入れると現代美術っぽく見える作品が、上野の森美術館にいれると急に普通に見えてしまったりする気もします。決して悪い美術館という意味ではなく、要は組み合わせの問題。


http://www.neoteny.jp/


あー、そういえば今日ようやくDr.Pepperの最終データ入稿が完了しました。おそらく10月にはリリースされるはず。楽しみです。