カフェトークのお知らせ&いろいろ

お久しぶりの更新です!

まずはカフェトークのお知らせ。今週の金曜日19時より、お茶ノ水にある文化学院という由緒正しい教育施設にて、東京藝術大学教授 木幡和枝さんによるカフェトークがあり、その企画に関わっています。テーマはずばり「都市」。僕はMETAGRAFFITIやINSIDE OUTSIDEなどの映像を流しつつ、機会があればトークに参加するかも、という感じです。他には建築家や建築専門の方も参加、幅のある議論になりそうです!


http://bunka.gakuin.ac.jp/cafe/


それと、最近見た展示をざーっと。


まずは、近美でのヴィデオ展。まだまだ美術を勉強中の僕としては教科書的な内容が逆にありがたい。特にナウマンやセラ、ヴィコンチ、マッタ・クラーク、スミッソンなどの映像が見れたのは嬉しかったですー。本気で映像って面白いと思えた、映像作品作りたい。
 

ラストギャラリーのQP展は期待大で向かったものの、いろいろ考えさせられました。基本的にはコラージュの平面作品。確かにカッコ良い。でも、QPが凄い、カッコ良いのは当たり前。それに留まらず、もう一歩踏み込んだ問題提起があり得るのでは。彼ならそれができるはず。今後に期待。


グラフィティクルー 3AMの展示@麹町画廊。こちらはなんのひねりもなくストレートにグラフィティ色全開、当然カッコ良く、アンダーグラウンド感が心地よい。人も多かった!


昨日は原口典之展@BankART。モノ派系の作家の作品をちゃんと見たことがなかったので、こちらも勉強になる。でも、モノ派うんぬんを抜きに、時代や分類を超えた存在感のある作品群は圧倒的。やっぱり廃油のプールがインパクトあったし、あと巨大な彫刻作品”ファントム”の制作ドキュメンタリーは、こういう大がかりな制作プロジェクトの手順や経過を知る上ですごく勉強になる。とはいえ、ヴィデオでは。やはり何んとなくしかわからない。技術を盗むには、一度本格的にアシスタントとしてチームに入らなければいけないのだろうと痛感。


昨日はもうひとつ、横浜美術館で「19世紀のフランス絵画」展。こちらは基本的に普通にフランス絵画という感じ、とはいえ知らない作品ばかりで頭が回る・・ほんと、絵画って歴史上にどれだけ存在するんだっていう感じですね。もう一度、高階さんの本読みなおそうかな。


僕の展示は8月後半に延期、時間が増えた分、作品に力を注いでいます!とはいえ、8月前半はイタリアとデンマークへ、そして9月には念願のニューヨークに初めて行ってきます!いまから楽しみ!