あいちトリエンナーレと制作中の壁画、他にもいくつか。

びっくりすることに、3ヶ月も更新が空いてしまいました。Twitterを始めてからブログの更新が滞るというのはよくあることみたいですが、僕の場合はTwitterすらも最近は停滞気味で、要するにウェブでの情報発信がここしばらくあまりできていなかったという感じです。とはいえ、別に理由もなくそうだったわけではなく、実際ブログやTwitterを落ち着いて更新する時間がなかったというところでしょうか。というわけで、その間に何をやっていたかを久しぶりにご報告できれば。


ひとつは、このブログでも前からお知らせしていた「あいちトリエンナーレ2010」です。名古屋に3週間ほど滞在して、メインとなる壁画制作をしていました。津島岳央さんがわざわざ名古屋まできて、難しいアングルからの撮影を敢行してくれました。ありがとうございます!



撮影:津島岳央


今までで最大のスケールだと思います。壁画は長者町商店街のえびすビルPART1の外壁面で、同じく長者町のARTISANビルでペインティングとドローイングの展示も行っています。壁画はトリエンナーレ期間中は見れますが、ARTISANビルの展示は9月12日までです。名古屋にお越しの際は、是非ご覧ください。


トリエンナーレの制作を終えてからは、すぐに東京に戻り、あるアパレル・ブランドの新店舗用に別の壁画を制作。壁画というか、最終的には天井から2階〜1階の壁に連なるかたちで一続きの絵になる予定で、作業自体は埼玉の倉庫を借り、床にコンパネを100枚くらい並べてやりました。山森晋平さんが作業風景を撮影してくれました。ありがとうございます!




撮影:山森晋平


この倉庫での作業は先日終わり、お店の壁にはめ込まれてから残りの部分を描きあげます。というわけで、こちらはまだ終わっていません(汗) 場所など詳細は、完成してから改めてお知らせできればと思います。


それと、順序が逆になりますが、名古屋に行く前に足立区の取材を受けました。こちらに動画がアップされています→ http://adachi.channel.yahoo.co.jp/index.php?itemid=333 といっても、特に美術や制作に関することを喋るというわけでもなく、北千住という街について、のほほんと語り合っているという感じです(笑)これはこれで、楽しい時間でした。



それと、まだできあがってはいませんが、もうすぐ刊行される本に対談が収録される予定です。その原稿なんかも並行してやっていたので、それなりにハードな日々でしたね。こちらも、詳細は本ができてからお知らせしようと思います。と、まあ、おおよそこんな感じで夏は過ごしていました。


年内には、もういくつか、大なり小なり展示の機会がありそうです。まだ未確定なことも多いので、もろもろ決まり次第このブログでも書いていこうと思うので、どうぞ宜しくお願いします。


まだまだ暑い!